バイロイト祝祭劇場


ドレスデンからバイロイト祝祭劇場へ



 アウトバーンを一路バイロイトへ


 あちこちに風力発電塔が建設されています


 バイロイト祝祭劇場へ到着


 ホールの中はこんな感じ


意外に質素で、全館木製で客席も板張りです。座席もクッションはありません。劇場というより講義室や教会の感じです。
行儀が悪いとギシギシ音がしてしまいそう。




 中奈落からオーケストラピットを覗く
 所謂「神秘の奈落」です。


 オケピットから客席を見るとこんな感じ
 噂通り客席が殆ど見えません。

 大迫り下の奈落


 この劇場はリヒャルト・ワーグナーが自身の作品の上演のために計画、設計し、1876年に完成したものです。奇跡的に戦災からも免れたので、当時の建物がそのまま残っていますが、反面、空調(冷房がない)や音響面(オケピットから舞台への音の遅れ)では批判もあります。

 一般の劇場とは違い館内にロビーがないので、幕間に観客はこの前庭に出てきます。開演前には正面バルコニーからファンファーレが鳴り響きます。


 『ニーベルングの指環』が初演されたのもここ。ワグネリアンの聖地です。
周囲は芝生が綺麗な公園として整備されているので、8月の音楽祭以外は静かなところです。


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