ドレスデン(その2)

ドレスデン(その2) ゼンパーオパー劇場


ゼンパーオパー劇場 ザクセン州立歌劇場

ワグナーが指揮者を務め「タンホイザー」「さまよえるオランダ人」が初演された劇場です。
 一度火災で消失の後、再建されましたが、ここも45年の爆撃で大被害を受け、77年から8年掛かりで修復されました。さらに2002年には洪水に見舞われています。
 ここの専属オーケストラであるシュターツカペレ・ドレスデンは、現存する劇場付オーケストラの中では2番目に古い歴史を持っています。

 バナーの出ているR.シュトラウスの「ダフネ」も1938年にカール・ベームによりこの劇樹で初演されました。





客席内部

客席内部は典型的なオーディトリアムでストールをバルコニーが取り巻いています。
舞台に下がっているのは客席と舞台を仕切る防火扉です





座席

 日本の劇場と違って中央通路がありません。端からずーっと入っていくので、真ん中の席を取って遅れて行ったりするとと大顰蹙です。座席の背もたれに空調のグリルが仕込まれてるのが珍しいです。
 センターのボックス席でまもなく「ダフネ」開演です。



ホール天井

 内装に使用されている材料は結構イミテーションも有るそうなのですが、天井が高くて音響が素晴らしい。この空間だけで効果十分なのでしょう。



コメント

人気の投稿