駆逐艦「初春」(3)
だいぶ形になってきました。
上部構造物を艦首側から組み付けて行きます。
合いは悪くありませんが位置決めが少し甘いので相互の位置関係を見ながらの作業になります。
加えて魚雷発射管が若干オーバースケール気味なので後部上構が苦しくなっています。後部上構の前端はもう少し前まで有るように思いますが、これ以上前に出すと2番連管と干渉してしまうのでそのままです。
この時代の特徴である伝声管が省略されているので、追加します。
艦橋から第2煙突の脇を抜けて、後部上構まで継っています。途中何箇所か分岐しているようですが、細かいので省略。
伝声管はほぼ中心線を通っていますが、煙突や発射管が少しずつ左右にオフセットしているのでルートがややこしい。平面配置が判る写真は今の処見つかっていません。図面は何種類か出ていますが、少しずつ相違があり決め手に欠けます。
乏しい写真から見る限りでは、第1煙突は右舷側第2煙突は左舷側を通り、発射管の上は発射管中心線を通っているようです。
構造物を上下左右にずらしながら、無理やり押し込んでいます。
トップヘビーに加えて、左右のバランスも心配になるところです。中途半端に魚雷を消費した場合左右のバランスが相当苦しくなるんじゃなかろうか??
コメント
コメントを投稿