駆逐艦「初春」(2)




 上部構造物が大きいのでバランスを見ながら組み付けて行きます。


艦橋部分

 艦首に主砲2基というのは海外では普通に見ますが、日本の駆逐艦では珍しい。

中央構造物

 特型だともう少しゆったりした配置ですが、ここも折り重なるように機材が配置されています。


全体配置

 後部構造物は少し合いが悪いので摺り合わせが必要。
 第1煙突から後部構造物に到るまでキツキツなので、全体に位置合わせしながら擦り合わせて行かないと2番発射管が旋回できなくなります。



重厚なシルエット

 ほぼ同時期の英海軍D級E級と比べると、船体寸法は一回り大きい物の砲兵装や発射管数は大差ありません。
 砲塔式の主砲・魚雷の次発装填装置・その他艦橋の種々装備を省けば、実現可能な性能だったと思います。

Too much paints sink a ship.



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