重巡洋艦 「三隈」


翔鶴に引続き箱の大きい順でタミヤの三隈です。




 旧シリーズでは三隈はとうとう発売されず仕舞いでしたが、三十数年を経て発売されたキットは見事な出来です。
 初版の最上はたしか300円でしたがこのキットは2200円。時代を感じます。





 このクラスの国産艦船キットの多くは一体型の船体ですが、このキットは舷側左右が分割されているので、船体の組み立てに一手間かかります。
 タミヤのキットなので摺り合わせなどの手間はいりませんが、船体幅がきっちり決まるようにもう一工夫有れば嬉しいですね。
 今回は、仮止めしながら流し込み接着剤で組み立てていきましたが、中央船楼の後に少し狂いが出てしまいました。



 実艦や完成品の写真だと精悍な感じですが、こうやって部品単位で見ると船体も高雄型などよりほっそりしていますし、各部をコンパクトにまとめていることがよく判ります。
 もっとムリヤリ詰め込んだ感じだと思っていたのですが、スッキリゆったり配置されています。高雄型が準主力艦としてあれもこれもと要求され過ぎたんでしょうね。



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