駆逐艦「舞風」

WLシリーズ アオシマ1/700 駆逐艦「舞風」


押入れ掃除の一環でチャッチャと片付けます。

 

 WLシリーズがスタートしたのは中学の時でした。ずらりと艦隊を揃えて喜んでいたものでしたが、少し遅れて発売された駆逐艦は、各社の技術レベルの差がモロに出て、タミヤ製と他社製の駆逐艦を並べる気にならなかったのを覚えています。
 特にアオシマが出してた陽炎型は何ともトホホの出来で、それ以後アオシマに対するトラウマがかなり尾を引きました。当時駆逐艦は100円、巡洋艦が確か300円だったと思います。




 30年以上経って発売された二代目は部品もシャープになり、値段も10倍になりましたが見違えるような出来で、そのまま作ってもちゃんと陽炎型に見えます。唯一組立説明書がアレな辺りにアオシマの伝統を感じますね。



 ちっちゃなフネですから、筆塗りでチマチマと仕上げます。
 艦首のフレアがどうとか、艦尾の形状がどうとか言い出すと手が止まるので、気にしない気にしない。



 煙突と艦橋が付くと駆逐艦らしくなってきました。ここまで30分。
 この状態で一回墨入れをして、1時間休憩。



 休憩中に仕上げておいた武装や小物をチマチマつけていきます。
 各パーツ共中々シャープな出来です。正直アオシマを舐めてましたゴメンナサイ。でも何とも適当な組立説明書は改善して欲しい処。部品を何処に付けるのか説明がよく判らないところが結構あります。
 艦橋横のボートダビットは箱絵が正しいのだけれど、ボートがオーバースケールなので正しく取り付けようとすると艦橋と干渉します。
 このダビットは取付軸を中心に外側へ回るので、ボートを舷外へ振り出したように付けるのが無難なようです。



 マストを付けて一丁上がり。ここまで、大体3時間くらい、箱出しからだと5時間くらいでしょうか。凝りだすとキリがないのでこの辺で。


ほぼ同時期に就役した英海軍K級駆逐艦と

 K級は1936年度計画艦で12cm連装砲3基・54cm5連装発射管2基(写真のHMSケリーは2番連管を高射砲に換装)・排水量1650tで36ノット、陽炎級は1937年度計画艦で12cm連装砲3基・64cm4連装発射管(予備魚雷有)2基・排水量2000tで35ノットです。


 しっかし、「舞風」なんていつ買ったのか全く記憶が無い。一緒に出てきたのが「涼月」な辺り、どこかのバーゲンで纏め買いしたのかなぁ・・・



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