アオシマ 1/700 フラワー級コルベット 「HMCSスノーベリー」


 もう1隻のK-166スノーベリーです。
 キットではマストの位置とレーダーランターンの違いで区別していますが、K-08とは’39年9月発注、K-166が40年1月発注で建造造船所も異なります。
 竣工はいずれも’41年で08が2月、166は5月竣工でいずれも大戦を生き延び、08は売却。166はスクラップされています。

写真を見ると後部船室が08と166では少し違うようですが、
キットは共通部品です。


166はヘッジホッグを搭載している写真が残っているので積んでみました。
PTのパーツはオーバースケールでアチコチ削らないと収まりません。
そのまま付けるとブリッジより背が高いヘッジホッグになります。


艦尾の爆雷投下軌条は背が高いタイプのようです。
省略されていますが、ここには爆雷搭載用のデリックが付きます。


ブリッジ周りは艦ごとに相違が大きい場所なので本気で作るにはリサーチが必要です。
166は操舵室がもう少し前で、オープントップで運用されていたようです。
ひょっとしたら帆布の囲いだけだったのかもしれません。


マストの位置が違うだけですが、08とはかなり印象が異なります。

奥から丁型海防艦、K-08、K-188
海防艦のほうが本格的な軍艦のスタイルをしているのが良く判ります。


さすがに1/700では手が入らないのでもう少し大きなキットを作ってみたい気もします。
72はデカすぎるので144あたり手を出してみようかな・・・



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