1/700 アークロイヤル(3)
飛行甲板の塗装
いろいろ不明な点が多いアークロイヤルですが、飛行甲板の塗装は特にいろいろな塗装図が入り乱れておりはっきりしません。キットの塗装指示はいろいろ前科のあるアオシマのモノだけに今一つ信頼できかねたので、IWMのアーカイブをはじめ、いろいろあたって確認してみました。
その結果わかったことは以下の通り、
- アオシマの塗装図は概ね正解(ナンノコッチャ)。但し、以下の相違点あり
- 中心線は艦首側は旗竿の位置まで、艦尾側は旗竿の少し先、傾斜が始まる位置まで
- 塗装色はおそらく507Aの滑り止め塗装。セムテックスなどの仕上げはなく、おそらく鉄板直張り。但し直射日光に炙られるうえ常時搭載機車輪のゴムがこすれ、その上にタッチアップを繰り返しているようで、かなりコテコテ
- エレベータ上の2本線は、搭載機をエレベータに載せる際のガイド(所謂バミリ)。2本線の間隔はおそらくソードフィッシュのトレッドに合わせてある
- トレッドに合わせたガイドライン2本のほかに尾輪位置を示すセンターラインが艦尾側にあり
- 同じく主輪の停止位置を示す横線が両側に出ている
- エレベータ開口部周囲は警告の縁取り塗装あり(他のラインが白ならここはおそらく黄色)
- 艦首カタパルト部分もエレベータと同様の搭載機ハンドリング用ガイドライン有り
どうも何度も塗り直しており、その度にラインの位置も動いているようで、特に艦尾側は以前のラインがうっすら見えていたりしてかなり汚いです。
と、いうことで手間をかけた割には説明書通りでも特に問題ないかも、という1週間でした。
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