エアフィックス ヴァンパイアT.11(1)


 エアフィックスの新作ヴァンパイアT.11です。

 英軍機ではベストセラーの割に今ひとつ影が薄い機体。航空自衛隊も練習機T-1の開発時に輸出用のT.55を1機買って、浜松に展示されています。


取り敢えず「士」の字ならぬ「立」の字に

 部品の合いは悪くないが、変わった分割をしているので位置決めが難しい。
胴体パーツを少し削って、主翼組立後に差し込めるようにしたが、却ってインテークの位置決めに苦労した。素直に組むと主翼と水平尾翼の角度がうまく揃うか自信がない。

裏側も精密感のある仕上がり

 胴体ブームと翼のアッセンブリは実機もこんな感じなのだが、いつものキットと勝手が違うので段取りが上手く行かなかった。
 出来はいいです、間違いなく。でも何かプラモデルじゃなくて、製品の一次プロトみたいに感じます。「ワクワク感が無い」とでも言うんでしょうか・・・。


エレールの旧作ヴァンパイアFB.5と

 パテまみれのエレールと並べるとエアの出来の良さは一目瞭然。
でも昔のエアの味は全く影も形も残っていません。






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