ダイヤモンド・プリンセスでクルーズ(4)

 

今日明日は終日航海日

明け方、１分ごとの汽笛で目が覚めたら表は一面の霧

水平線どころかつい目と鼻の先が見えません。

夜明けとともに霧は晴れていい天気です。

これまでの日本船クルーズと違って、

ここまで食事についてはあまり触れてきませんでした。

D.P.の食事はどうか、一言でいうと「口に合わ～ん」。

決して不味いわけでないのですが……

今回、主にディナーで使ったメインダイニング「ヴィヴァルディ」

D.P.にはこのヴィヴァルディをはじめとする５か所のメインダイニングと、

カバーチャージが必要な２か所のスペシャリティレストラン＋寿司レストラン、

計８か所のダイニングに加え、ビュッフェコートと

ピザ・ハンバーガー・ホットドッグのカジュアルコートがあります。

他に、ルームサービスやパブでも軽食が出るので

食べることに困ることはないのですが、肝心のメインダイニングの料理がイマイチ。

５か所のメインダイニングはすべて同じメニューなので、

セントラルキッチンで集中調理なのでしょうね。

いい材料を使って丁寧に調理されているのは間違いない。

でも味が平板、かつ量が多いので閉口する。

オーダーしてからサーブされるまでの時間を考えると、

セントラルキッチンで予め作ってるんだろうし、数千人ぶんを賄うことを考えると

当たり障りのない味になるのも判るけれど、

最後の味付け、特に塩加減が一定しないのが一番残念でした。

一例をあげると、殆どのディナーの最初はオニオンスープを頼んだのだけれど、

塩辛かったり味がしなかったりで全く塩加減が一定しませんでした。

他の料理もかなり当たりはずれがあってコース料理としては楽しめませんでした。

一方で、カジュアルコートのピザ・ハンバーガー・ホットドッグは中々おいしい。

特にパンはどこで食べてもおいしかったので、朝昼は楽しめました。

ルームサービスの料理も中々美味しかったし、

端末から注文して１５分くらいで持ってきてくれるので大変重宝しました。

よく頼んだのがこれ

で、実際来たのがこれ

最初に頼んだ時は「なんじゃこりゃ？」でしたが、

食べてみると意外に旨い

４,５回頼みましたがこの写真が一番具が少ない。

他はササミがちょっと入ってたりキュウリが入ってたりしましたが、

メニューの写真のようなヌードルスープは全く来ませんでした。

スープは結構旨いので、おそらくスープ鍋をかき混ぜすに

上澄みだけすくってるんじゃなかろうか？？

でも妙に癖になる味でした。

一応、他は大体メニュー通りのものが来たことを申し添えておきます。

朝食にいただきました

ピーナツバターとジャムが合うとは思いませんでした。

パンの種類や焼き方も全部オーダーできます。

これもがっつり美味しかったです。

総じてカジュアルフードはグッド

メインダイニングは要調味料というところでしょうか。

決して不味いわけではないことは繰り返しておきます。