エフトイズ 1/72 フルアクション零戦21型
話題のフルアクション零戦21型です。
全可動の零戦というと半世紀程前に散々作った旧LSの1/75を思い出します。
当時のプラモ小僧ではこいつをキッチリ組めたらかなり自慢できたものでしたが、
半世紀ぶりの全可動の零戦は如何に・・・
中々精密な部品構成ですが、肝心の色が何とも。
野ざらしの基地航空隊機なら兎も角、
乳母日傘の母艦航空隊機にしては黄ばみすぎでしょう。
普通に鼠色でいいのに・・・
「フルアクション」と謳いながら、フラップが固定なのも如何なものかと。
早速組み立てていくと・・・
アラアラ、ペラ軸の位置がずれてます。
仕方ないので、穴を削り直してブシュを追加
エンジン回りはかなりそれっぽくできてますが、
ここも色がいい加減。
青竹色なら青竹色でちゃんと揃えてほしいなぁ。
この頃にはすでに耐熱黒色だったのではないかとも・・・
エエ感じに収まりますが・・・
カウルフラップがカウル側に一体成型なので、
エンジンを見せるためには大分加工が必要。
主翼と胴体の接合部も穴の位置が微妙にずれているので
無理に合わせると胴体に隙間ができます。
右水平尾翼も昇降舵の穴がずれているので
無理にはめると水平尾翼が分解します。
ズレているところは切り飛ばして接着しました。
それにしてもこの色は違和感が抜けない。
何とか形になりました。
一旦分解して再接着した分を含めておおよそ3時間でここまでできます。
お手軽といえばお手軽なんだけれど、模型本来の楽しみは大幅減、
やっぱり3時間分の楽しみでしか有りません。
模型の楽しみにおける、リサーチして色塗ってという部分の比重の高さを再認識した次第です。
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